「歴史が得意じゃなくて……」と感想会に来た人が、終わるころには「もっと歴史を学びたい」と言っている。今回の講義感想会では、そんな変化が起きていました。
テーマは「日本の近代はいつはじまったのか──時代とともに変わる歴史認識」。歴史学者による「歴史の見方」をテーマにした講義を入口に、参加者が現代と自分の仕事をつなぎ合わせながら対話しました。
今回のテーマ動画
歴史学の教授が、「歴史認識」をテーマに語る講義です。歴史認識をベースに現在を認識し、今すべきことを明確にすること、歴史認識を鍛えあうことの重要性について解説します。「日本の近代はいつはじまったのか」という問いは、現代をどう見るかという問いでもあります。
参加者の声・気づき
「変えていい軸」と「変えてはいけない軸」
「時代背景に応じて変化していい軸と、ブラしてはいけない軸。この軸を持つこと、磨くためにリベラルアーツがより必要だと感じた」——歴史認識の学びがそのまま自己のアイデンティティと仕事観へ接続された瞬間でした。
歴史はビジネスの武器になる
「自分のビジネスをこれからどう成長させたいか、に歴史認識をもっと活用したい」「意図的に異なる立場の資料を並べて検証する習慣をつくりたい」——歴史を「お勉強」ではなく、現在進行中の業務課題を解くためのツールとして捉える発想が生まれていました。
歴史は「演出」でもある
「歴史は見せ方(演出)で変わって捉えられる」「ビジネスと繋がっているというところに発見があり、何を取捨選択していくのか、その時々の判断が大事だと感じた」——歴史が語られ方によって変わるという認識は、メディアリテラシーや社内コミュニケーションにも応用できる視点です。
「今の出来事も将来は歴史になる」
「今の出来事も将来は歴史になる。自分の認識が絶対とは思わず、色々な立場・認識の人がいることを踏まえて、人と接したり未来を考えることに活かしたい」——歴史を学ぶことが「今をどう生きるか」という問いに直結していました。
情報を「文脈で見る」力へ
「事実や情報を切り取って認識するのではなく、流れの中で前後の文脈で見れる能力や疑う能力をより積み上げたい」——歴史的思考が情報の読み方そのものを変えていく。若い世代への学びの場づくりへの意欲も語られました。
