「放射線=怖い」という先入観を外したら、科学の見方が変わった

「放射線」と聞いて、何を思い浮かべますか?

多くの人は、怖い・危険・タブー——といったイメージを持つかもしれません。でも今回の講義感想会では、まずその「先入観」を手放すところから議論が始まりました。X線の発見から原子力発電の普及まで、科学の歴史を俯瞰した講義をもとに、参加者が語り合いました。

今回のテーマ動画

理工系大学院の教授が、X線の発見から原子力発電までの科学史を概説し、放射線・放射能の利用によって現代社会がどのように変わったかを解説する講義です。科学の歴史は「発見と失敗の積み重ね」であり、その研究者の姿勢と思考プロセスが、ビジネスにも通じる普遍的な学びを含んでいます。

参加者の声・気づき

先入観がいかに思考を止めてしまうか

「放射線や原子力と聞いて、ネガティブなイメージだけで捉え、先入観でタブー視して思考停止に陥るのではなく、まず学んで知識を整理し、対話を通じて視野を広げることが重要だと感じた」——この感想は、参加者に共通したテーマでした。「リベラルアーツ=一般教養の大事さ。自分が興味のないことも学んでおく」という言葉が、今回の本質を突いていました。

研究者の「在り方」から学んだこと

「研究者の在り方(思わぬ現象を見たとき、スルーするのか、原因を追究するのか)がとても刺激的だった」「失敗からも得られるものがあり、新たな発見につながることもある。失敗=いけないことと捉える癖を改善したい」——科学者の思考プロセスが、職場での姿勢に置き換えられていました。

仮説を立て、検証する思考

「失敗から学ぶこと、相手の立場に立って考えること、俯瞰的に物事を捉えて判断することを感じた。仮説を立てて検証していくサイエンスの思考も学べた」——科学的思考法が、業務課題の解き方へ直接インポートされていく感覚です。

「話さないとタブーになる」

「話さないと、タブーになる。とても重要なメッセージだと感じた」——この一言が、今回の感想会で最も印象に残ったという声が複数ありました。組織の中でも「言いにくいことをフラットに語れる場」をつくることの大切さを、この講義から感じた参加者が多くいました。

多面的に見る力を育てる

「ものごとの一面だけを見るのではなく多面的に見る力、正しい情報を見極める力をつけたい。まずは広く浅く、違和感を感じたら深堀できるようにしたい」——自然科学という普段と異なるジャンルを学ぶことで、情報との向き合い方が見直されていました。

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